OracleLinux+OracleDB12c構築メモ

=目次=
OracleLinux7.3インストール    
OS設定    
hosts  
├  SELINUX  
├  起動カーネル  
├  便利に使う為の  
└  OSアップデート  
OracleDBインストール前準備    
必要パッケージ・設定ファイルが一度に出来る便利rpm適用  
├  必要パッケージ  
├  カーネルパラメータ確認  
├  OSグループの作成  
├  OracleDatabaseOS用ユーザ作成・パスワード設定  
├  インストールディレクトリ準備  
└  ユーザoracleの環境リソース設定  
データベースインストール    
├  runInstallerを起動  
├  セキュリティ・アップデートの構成1/9  
├  インストール・オプション2/9  
├  データベース・インストール・オプションの選択3/9  
├  データベース・エディションの選択4/10  
├  インストール場所の指定5/10  
├  インベントリの作成 6/10  
   └ oraInventory作成
├  権限のあるオペレーティング・システム・グループ7/11  
├  サマリー9/11  
├  製品のインストール10/11  
├  rootスクリプトの実行  
├  終了 11/11  
└  oracleユーザの環境変数設定  
データベースの作成    
├  Database Configuration Assistant(dbca) の起動  
├  データベース操作の選択1/14  
├  データベース作成モードの選択2/14  
├  データベース・デプロイメント・タイプの選択3/14  
├  データベースIDの詳細指定4/14  
├  データベース記憶域オプションの選択5/14  
├  高速リカバリ・オプションの選択6/14  
├  ネットワーク構成詳細の指定7/14  
├  Oracle Data Vault構成オプションの選択8/15  
├  構成オプションの指定9/15  
   ├  キャラクタセット
   └ メモリー
├  管理オプションの指定10/15  
├  データベース作成オプションの選択12/15  
├  サマリー13/15  
├  進行状況ページ14/15  
├  終了15/15  
└  oracleユーザの環境変数追記  
LISTENERを構成    
OEM    
├  稼働確認  
└  OEMで表領域・ユーザを作成  
ユーザログイン環境    
├  ユーザの有効期限を無期限化  
├  パスワードの大文字小文字区分を撤廃  
└  ORA-01017頻発  
データベース自動起動    
├  oratabの編集  
└  自動起動スクリプト  
datapump    
スナップショット    
メモ    

 

  1. OracleLinux7.3インストール
  2. OSの設定
      1. hosts設定
      2. SELINUX無効設定(セキュリティリスクあり)
      3. 起動カーネル
      4. 便利に使うためのアプリケーションなどインストール・設定
      5. OSアップデート
  3. OracleDBインストール前準備
      1. 必要パッケージ・設定ファイルが一度に出来る便利rpm適用
      2. 必要パッケージ
      3. カーネルパラメータ確認
      4. OSグループの作成
      5. OracleDatabaseOS用ユーザ作成・パスワード設定
      6. インストールディレクトリ準備
      7. ユーザoracleの環境リソース設定
  4. データベースインストール
      1. ユーザ oracleでrunInstallerを起動
      2. セキュリティ・アップデートの構成 1/9
      3. インストール・オプション 2/9
      4. データベース・インストール・オプションの選択 3/9
      5. データベース・エディションの選択 4/10
      6. インストール場所の指定5/10
      7. インベントリの作成 6/10
        1. oraInventoryディレクトリを作れないという意味のエラーメッセージ
      8. 権限のあるオペレーティング・システム・グループ7/11
      9. サマリー9/11
      10. 製品のインストール 10/11
      11. rootスクリプトの実行
      12. 終了 11/11
      13. oracleユーザの環境変数設定
  5. データベースの作成
      1. Database Configuration Assistant(dbca) の起動
      2. データベース操作の選択 1/14
      3. データベース作成モードの選択 2/14
      4. データベース・デプロイメント・タイプの選択 3/14
      5. データベースIDの詳細指定 4/14
      6. データベース記憶域オプションの選択 5/14
      7. 高速リカバリ・オプションの選択 6/14
      8. ネットワーク構成詳細の指定 7/14
      9. Oracle Data Vault構成オプションの選択 8/15
      10. 構成オプションの指定 9/15
        1. キャラクタセット
        2. メモリー
      11. 管理オプションの指定 10/15
      12. データベース作成オプションの選択 12/15
      13. サマリー 13/15
      14. 進行状況ページ 14/15
      15. 終了 15/15
      16. oracleユーザの環境変数追記
  6. LISTENERを構成
  7. OEM ORACLE Enterprize Manager
      1. 稼働確認
      2. OEMで表領域・ユーザを作成
  8. ユーザログイン環境
      1. ユーザの有効期限を無期限化
      2. パスワードの大文字小文字区分を撤廃(リスクあり)
  9. データベース自動起動する
      1. oratabの編集
      2. 自動起動スクリプト
  10. datapump環境設定
  11. 都度スナップショットを取りながら構築
  12. メモ

OracleLinux7.3インストール

Install Oracle Linux 7.3選択

 日本語

 サーバGUIとFTPサーバを選択 GUIは当該ホストでOracleDB設定が可能だから。FTPはDBインストールファイルを転送したいから

 パーティーション設定 ここでは/boot / swapのみで構成しほとんどを/に充てた

 ネットワークとホスト名
 rootパスワードの設定

再起動

 ライセンス規約に合意チェック

OSの設定

hosts設定

SELINUX無効設定(セキュリティリスクあり)

起動カーネル

Hyper-V仮想マシンとして構築しているためUEKは用いずRedHat互換カーネルを選択する

 

便利に使うためのアプリケーションなどインストール・設定

FTPサーバ vsftpd.conf
NTPサーバ ntp.conf
VNCサーバ  
 iptable  
各種DAEMON   起動制御

OSアップデート

OracleDBインストール前準備

必要パッケージ・設定ファイルが一度に出来る便利rpm適用

必要パッケージ

上記rpm適用だけではマニュアル掲載のパッケージが入っていないので1つずつ確認しながら足りない物を入れていく。主にi686(必要なのか?)が入っていない。

要求
binutils-2.20.51.0.2-5.36.el6 (x86_64)
compat-libcap1-1.10-1 (x86_64)
compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6 (x86_64)
compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6 (i686)
e2fsprogs-1.42.8-1.0.2.el6.x86_64
e2fsprogs-libs-1.42.8-1.0.2.el6.x86_64
glibc-2.12-1.7.el6 (i686)
glibc-2.12-1.7.el6 (x86_64)
glibc-devel-2.12-1.7.el6 (x86_64)
glibc-devel-2.12-1.7.el6 (i686)
ksh
libgcc-4.4.4-13.el6 (i686)
libgcc-4.4.4-13.el6 (x86_64)
libs-1.42.8-1.0.2.el6.x86_64
libstdc++-4.4.4-13.el6 (x86_64)
libstdc++-4.4.4-13.el6 (i686)
libstdc++-devel-4.4.4-13.el6 (x86_64)
libstdc++-devel-4.4.4-13.el6 (i686)
libaio-0.3.107-10.el6 (x86_64)
libaio-0.3.107-10.el6 (i686)
libaio-devel-0.3.107-10.el6 (x86_64)
libaio-devel-0.3.107-10.el6 (i686)
libXtst-1.0.99.2 (x86_64)
libXtst-1.0.99.2 (i686)
libX11-1.5.0-4.el6 (i686)
libX11-1.5.0-4.el6 (x86_64)
libXau-1.0.6-4.el6 (i686)
libXau-1.0.6-4.el6 (x86_64)
libxcb-1.8.1-1.el6 (i686)
libxcb-1.8.1-1.el6 (x86_64)
libXi-1.3 (x86_64)
libXi-1.3 (i686)
make-3.81-19.el6
sysstat-9.0.4-11.el6 (x86_64)
smartmontools-5.43-1.el6.x86_64

カーネルパラメータ確認

oracle-database-server-12cR2-preinstallをインストールしているので以下は自動で設定されていた。

# vi /etc/sysctl.conf

要求 インストール後
fs.aio-max-nr = 1048576
fs.file-max = 6815744
kernel.shmall = 2097152
kernel.shmmax = 4294967295
kernel.shmmni = 4096
kernel.sem = 250 32000 100 128
net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500
net.core.rmem_default = 262144
net.core.rmem_max = 4194304
net.core.wmem_default = 262144
net.core.wmem_max = 1048576
kernel.panic_on_oops = 1
fs.aio-max-nr = 1048576
fs.file-max = 6815744
kernel.shmall = 1073741824
kernel.shmmax = 4398046511104
kernel.shmmni = 4096
kernel.sem = 250 32000 100 128
net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500
net.core.rmem_default = 262144
net.core.rmem_max = 4194304
net.core.wmem_default = 262144
net.core.wmem_max = 1048576
kernel.panic_on_oops = 1

念のためカーネルパラメータの反映をインストールガイド通りに行う

OSグループの作成

OracleDatabaseOS用ユーザ作成・パスワード設定

oracle-database-server-12cR2-preinstallでoracleユーザは作成されていたがグループなどの設定はされていないのでインストールガイド通りに進める。

いったんoracleユーザとhomeディレクトリ削除後以下のコマンド

インストールディレクトリ準備

ユーザoracleの環境リソース設定

データベースインストール

ユーザ oracleでrunInstallerを起動

セキュリティ・アップデートの構成 1/9

チェックボックスのチェックを外す

はい(Y)

インストール・オプション 2/9

データベース・ソフトウエアのみインストールを選択

データベース・インストール・オプションの選択 3/9

単一インスタンス・データベースのインストール を選択

データベース・エディションの選択 4/10

インストール場所の指定5/10

インベントリの作成 6/10

oraInventoryディレクトリを作れないという意味のエラーメッセージ

手順通り行っていますが、自構築環境ではエラーで進めません。

ディレクトリの作成と権限付与をする

権限のあるオペレーティング・システム・グループ7/11

サマリー9/11

製品のインストール 10/11

rootスクリプトの実行

終了 11/11

oracleユーザの環境変数設定

データベースの作成

Database Configuration Assistant(dbca) の起動

データベース操作の選択 1/14

データベースの作成

データベース作成モードの選択 2/14

拡張構成

データベース・デプロイメント・タイプの選択 3/14

データベースIDの詳細指定 4/14

従来型とするためにコンテナ・データベースのチェックは外す

データベース記憶域オプションの選択 5/14

高速リカバリ・オプションの選択 6/14

ネットワーク構成詳細の指定 7/14

LISTENERをここで作れるはずなのだがポートを使っているというエラーメッセージが出て作ることが出来ない為、ここでは作成せずに進む。

Oracle Data Vault構成オプションの選択 8/15

構成オプションの指定 9/15

キャラクタセット

メモリー

管理オプションの指定 10/15

リスナー構成が、、、はい

データベース作成オプションの選択 12/15

サマリー 13/15

進行状況ページ 14/15

終了 15/15

oracleユーザの環境変数追記

LISTENERを構成

インストール途中での新規作成が出来なかったためnetcaでLISTENERを作成する。ここで作成するよりも、データベースをインストールした直後がよかったかも。

やはりポートが使用中とあるがかまわず はい

LISTENERの起動

OEM ORACLE Enterprize Manager

稼働確認

sys SYSDBA権限で

OEMで表領域・ユーザを作成

SQL発行でも当然可能(というかこちらが本流?)ですが、10gのころからOEMで作っているので今回もOEMで作ります。

ユーザログイン環境

ユーザの有効期限を無期限化

デフォルトだと180日間が有効期限。

パスワードの大文字小文字区分を撤廃(リスクあり)

これだけでは解決出来ずsqlnet.oraの設定が必要 とても悩んだ箇所。。。。

sqlplusでもログインが出来ない。。。ORA-01017頻発でユーザlockしてしまう。。

ここを見ながら対処 sqlnet.oraは一行だけなのでエディタで作成

該当ユーザのパスワード再設定

接続が出来た

データベース自動起動する

ここが本家の説明

oratabの編集

N⇒Yとする。最初からYで良いと思うが、、

自動起動スクリプト

systemdでの公式な解説が無かったので従来のinit.dでの自動起動した。

グループと権限

シンボリックリンク作成

dbshut後OS再起動をしてデータベースが起動していることを確認する。

datapump環境設定

ディレクトリ作成

OracleDBでのディレクトリ作成

 

都度スナップショットを取りながら構築

仮想マシンで構築するときにとても便利なスナップショット。細かく取得しておけば気軽に戻れます。ディスク容量増大となりますが、現環境では問題になりません。

メモ

コメント