PowerShellでExchangeOnlineのアカウント環境を整える

 

20240222  Set-MsolUserLicense のコマンドオプションAddLicensesが
警告: This licensing cmdlet has been retired. Please update to MS Graph Set-MgUserLicense: https://aka.ms/mguserlicense
というライセンスに関わるコマンドが廃止されたとの応答メッセージ。ユーザまでは作りましたがライセンスの割当はMicrosoft365の管理画面から行いました。

PS C:\Windows\system32> Install-Module Microsoft.Graph
は実行しインストールまではしていますが、その先に進めません。

Micorosoft ExchangeOnlineの設定でWebからポチポチはWebのレスポンスが悪いし設定の階層も深くとても面倒に感じました。PowerShellでアカウントの作成・CSVから配布リスト(メーリングリストと同意)を作ってしまう作戦。何度もトライアンドエラー繰り返してやっとこさ意図した結果になりました。以下の記載は備忘録ですが正確性は×です。何度か繰り返して記事精度を上げてまいります。

参考にさせていただいたマイクロソフト社のページ

事前準備

アカウント情報(以下は当然ながら実在しない当記事の例となります
表示名:ほげ製作所_ほげ田ほげ男
メールアドレス:hogeo@hoge.jp
パスワード:Passw@d
配布リスト(メーリングリストと同意)のCSV

Power Shell準備

PowerShell64bitを管理者モードで起動

ポリシー設定値の取得 Get-ExecutionPolicyがAllSignedの場合コマンドが正常に実行出来ないので
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned で 実行ポリシーを変更しておく (ハマりポイント connectExchangeonlineが出来ない)

必要なモジュールインストール インポート(曖昧)

でMSの多要素認証が発生 Microsoft365の管理者アカウントパスワード入力を行う

ExchangeOnlineManagementのインストール・インポート

ExchangeOnlineに接続

 

いろいろなコマンドを試してExchangeOnlineには接続ができたので確定した方法ではないです。途中OAuthの認証?(これも曖昧)がはいります。

所持ライセンスの確認

48/50消費している

ユーザアカウント追加ここが肝

20230426更新 -ForceChangePassword $false の付与が運用的には必要でした。このオプションなしだとOfficeライセンスは認証されるのですが、OneDriveアクセス時パスワードのリセットが必要だと怒られてしまう。発行済みパスワードでOneDriveも認証するためです。

こちらの解説ページ

Set-MsolUserPassword (MSOnline)
Set-MsolUserPassword コマンドレットは、ユーザーのパスワードをリセットします。 このコマンドレットは、標準 ID を持つユーザーのみに使用できます。

ライセンスの消費確認

48/50となっている

Microsoft365管理センターから確認(非必須)

配布グループメンバー追加のCSV

AddGroupMember.csvとして作成

Identity PrimarySmtpAddress
haifulist1@hoge.jp hogeo@hoge.jp
haifulist2@hoge.jp hogeo@hoge.jp

配布グループメンバーの追加

 

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