WindowsサーバとUPS(Smart-UPS SMT 1500RMJ+UPS Network Management Card 2)を新規に導入しました。このUPSにはサーバの他既存のネットワーク機器すべての電源を給電をするように設定(コンセントを挿入)しUPSのシャットダウンテストをしたところ全社のネットワークを落としてしまうという自ら招いたトラブル。スケジュール設定で電源再投入までの時間を最短6分の設定したためネットワーク停止は最低限でしたが、社内が一瞬でざわつきました。
コンセントグループの整理をしておきます。
Smart-UPS SMT 1500RMJのコンセントレイアウト
上段:スイッチ出力コンセントグループ1
下段:メインコンセントグループ
コンセントグループ | UPSシャットダウン時 | UPS起動時 | 単独制御 |
スイッチ出力コンセントグループ1 | 最初にシャットダウン(メインの前) | 最後に起動(メインの後) | 可能 |
メインコンセントグループ | 最後にシャットダウン | 最初に起動 | 不可 |
マニュアルからの引用
スイッチ出力コンセントグループ1:負荷機器に電力を供給するUPSの出力コンセントグループです。UPSのディスプレイやUPS管理ソフトから独立してスイッチのオン/オフ、停止や再起動を行うことができます。
メインコンセントグループ:負荷機器に電力を供給するUPSのメインコンセントグループです。UPSのディスプレイやUPS管理ソフトから独立してスイッチのオン/オフ、停止や再起動を行うことができます。重要な機器はメインコンセントグループに接続してください。
上記マニュアルは内容的には同様のことが書いてある。。。悩む。上記起動順からするとサーバ=コンセントグループ1(独立制御可能)、ネットワーク機器=メインコンセントグループにすべきかな?(サーバ=定期的にシャットダウン ネットワーク機器は常にオンとする運用を想定しました。)
Network Management Card2のスケジュール設定 UPSはUPS全体(上記シャットダウン・起動シーケンス有り)コンセントグループはスイッチ出力コンセントグループ1を制御可能
コンセントグループがチェックボックスなのは複数のコンセントグループが存在するUPS用のため。Smart-UPS SMT 1500RMJはスイッチ出力コンセントグループ1のこと。
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