大手通信会社OEM保守契約有りのOracleDataBaseとノンサポートで使用しているOS OracleLinuxのサポート可能な組み合わせが複雑でした。自分の環境のみ当てはまる記録となります。
現在のライセンスはOracle Database 10g時点の保守契約継続でありサポート可能なDBバージョンは12.1.0.1が最終となり最新の12.2は使えない。これを使うためにはOracle Database Standard Edition 2にマイグレーションしなければならないことを知りました。
サポート可能なOralceLinuxについてもバージョンが決められています。OEM会社のユーザIDパスワードがあれば分かる情報だそうですが、会社が違うので当然記載のあるWebページに入ることは出来ません。
DBバージョン | Linuxバージョン | |
OracleLinux6.3~ | OracleLinux7.0~ | |
11.2.0.4 | ◯ | ◯ |
12.1.0.1 | ◯ | × |
12.1.0.2~ | ? | ◯ |
ここで不思議なのは12.1.0.1でOracleLinux7系はサポート不可という事です。このOS
のVirtualMachineを作成しDBのインストールで障害があったのでサポートヘルプ依頼で指摘を受けました。
サポート担当者一押しの11.2.0.4であればOracleLinux6・7系共に大丈夫、、というのも何か変だなぁと感じました。
ライセンス的な制約で且つサポートを受ける事を考えると、12cを使うということであれば12.1.0.1とOracleLinux6系の組み合わせしか有りません。
基幹運用がWS2012無印・Oracle12cという組み合わせなのでLinuxでも11gではなく、同じバージョンの12cを使いたいというのがそもそものきっかけです。datapumpなど互換性を考えるとOS違いでも同じバージョンのDBに合わせるのが一番運用が容易と考えたからです。
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