サーバ機体老朽化に伴いTrend Micro Apex One2019のホスト移行のスクショベースの記録。
0:移行前後の環境
移行前 | 移行後 | |
Machine | HP DL380G6 | MR7200E-L Corei7-4770K |
仮想基盤 | XenServer6.5 | WS2019 Hyper-V |
GuestsOS | WS2012R2 | WS2019STD MEM=8GB |
1:準備編
1-1:Microsoft SQL Server Management Studio 以降SSMSインストール
1-2:IP OR サーバ名ベース構築の確認(IPアドレスベース)
1-3:ApexOne2019最新版にUpdate
Update前 | Update後 | |
ApexOneビルド | 8422 | 9233 |
統合SmartProtectionServer Ver | 3.1 | 3.1 |
統合SmartProtectionServer Build | 2039 | 2044 |
1-6:サーバ証明書待避後 拡張子変更
Apex Oneのビルドが比較的新しいのでTrendMicro手順に掲載されているServer Migration Toolを使っての移行が不可。
別のフォルダにコピーして拡張子をpfxとする。旧環境で設定したパスワードが移行サーバのコマンドで必要となる。
2:データベースのバックアップ
2-1:サービス ofcservice停止
2-2:TCP Dynamic Ports確認
Sql Server Configuretion ManagerでTCP Dynamic Ports確認 当環境は56678動的に変わるので自環境のみです。
2-2:サーバへの接続(別ホストから接続) Server02,56678 とし接続
2-3:DBのバックアップ
バックアップファイルの待避(移行後に復元する用)
3:新ホストApex One2019インストール最新Patch含む
アクティベーションCD入力
法人カスタマーサービス & サポートよりアクティベーションCDを取得
サーバ認証証明書新しい認証証明書を生成する(PFXファイルは手元にあるが、、、)
4:データベースのリストア
実際はサーバ再起動⇒再度サービスの停止で復元が出来た。(詳細不明)
この再起動前までは『データーベースの復元に失敗』が続き諦めの気持ち
4-1:サービス ofcservice停止
4-2:サーバーへの接続
移行後サーバにSMSSをインストールして接続した
4-3:データベースの復元
移行前サーバでDBバックアップしたファイルは移行後同一フォルダに格納済
ページの選択⇒オプション 既存のデータベース上書きする のラジオボタンをチェック
5:サーバ証明書適用
1-6で待避し拡張子を変更したファイルを移行サーバの任意の場所(今回はC:\Share)に設置 コマンドで証明書の適用を行う
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One\PCCSRV\Admin\Utility\CertificateManager>CertificateManager.exe -ine パスワード C:\share\OfficeScanAuth.pfx
Certificate Authentication Manager has successfully completed all tasks. Trend Micro recommends running a certificate backup (-b) of the latest certificate files.
サーバの手動アップデート
6:移行完了して
移行前のXenServer環境ではVMをExportしても最新のHyper-Vにインポート出来るかの手がかりが探せませんでした。WindowsServer2019環境のHyper-Vゲストとして最初から構築をしました。文中でも型番を印しておりますが移行後サーバは8年落ちのPCとなり機体として適していないことは明白です。基幹系ホストの入替でサーバ機体が押し出されてそのVMマシーンとしてインポートを予定しています。それまでNonUPSで動き続けてくれることを祈ります。
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